Desktop Focus
Desktop Focus Mode
VRヘッドセットとマウスで動かす3Dアプリケーションとでは、インタラクション機能に大きな違いがあります。どちらのケースでもうまく動作するツールやUIを開発するのは複雑になりがちです。
このプロトタイピングを楽にするため、「Desktop Focus」モジュールは、UIをマウス操作に最適化されたモードに切り替えられるようにします。
Desktop Focus Manager
DesktopFocusManagerは、シーン内のオブジェクトからリクエストされるフォーカスを管理します。
publicのGiveFocusメソッドを提供していて、フォーカスが必要になったときにDesktopFocusオブジェクトから呼び出されます。
既にフォーカスを持っているオブジェクトはフォーカスを失い、新しくリクエストしたオブジェクトにフォーカスが割り当てられます。
フォーカスが割り当てられると、デスクトップリグのカメラは無効になり、focusCameraカメラの子オブジェクトが有効になります。そして、IFocusインターフェースによってリクエストしたオブジェクトの位置に移動します。
また、DesktopFocusオブジェクトが特定のUI（例：canvas）を定義していたら、それが有効になります。
最後に、DesktopFocusオブジェクトのUIを正しく使用するために、デスクトップリグが制御する要素（desktopController・mouseCamera・mouseTeleport）が無効になります。
Desktop Focus
Awake()内で、DesktopFocusオブジェクトはDesktopFocusManagerを探します。
フォーカスモードが有効になると、
CameraAnchorがカメラを位置を定義するために使用されます- 表示する
Canvasのリストを指定できます - 隠す
Rendererのリストを指定できます
これで、UIが各ツールに最適化されます。
前/次のDesktopFocusオブジェクトを定義することも可能です。ユースケースによっては、ノーマルモードに戻らずに、一連のDesktopFocusオブジェクトのフォーカスをナビゲートできると便利なことがあります。
デモ
デモシーンはAssets\Photon\FusionAddons\DesktopFocus\Demo\Scenes\フォルダーにあります。
シーンには3つのパネルがあります。
各パネルはDesktopFocusコンポーネントを持ち、DesktopFocusManagerとFocusCameraがConnectionManagerに置かれています。
フォーカスモードは、各パネルのボタンを使用して有効にすることができます。
フォーカスモードが有効になると、プレイヤーはキーボードの左/右キーを使用して、他のパネルを見ることができます。
「Esc」キーを使用すると、フォーカスモードが無効になります。
ダウンロード
このアドオンの最新バージョンは、Industries アドオンのプロジェクトに含まれています。
対応するトポロジー
- 共有モード
更新履歴
- Version 2.0.0: Fusion 2.0 support
- Version 1.0.2: Namespace modification
- Version 1.0.1: Add demo scene + Fix typo + add a context menu for ToggleFocus + add namespace
- Version 1.0.0: First release