PUN Classic (v1)、PUN 2、Boltはメンテナンスモードとなっております。Unity2022についてはPUN 2でサポートいたしますが、新機能が追加されることはありません。お客様のPUNプロジェクトおよびBoltプロジェクトが停止することはなく、将来にわたってパフォーマンス性能が落ちることはありません。
今後の新しいプロジェクトについては、Photon FusionまたはQuantumへ切り替えていただくようよろしくお願いいたします。
Boltの異なるビルド
Boltは2つの異なるビルド、DEBUG
と RELEASE
から成ります。ここでは、それぞれの利用目的について簡単に説明します。
利用可能なビルド
DEBUG
ゲーム開発の際に用いられるビルドで、RELEASEよりも速度が 非常に 遅くなっています。これはBolt内のコードの全てについてチェックやアサートが入るためです。これにより、何かが正しく行われなかった際、エラーや警告が発せられることとなります。
Console
とDebug Info
機能はともにDEBUG
でのみ可視化されています。
RELEASE
ゲームのリリース前に最終的なテストを行い、パフォーマンスが充分なものであることを確認するために用いられます。Boltをシャットダウンさせてしまうような致命的なエラー以外は全て無効になっています。RELEASE
ビルドでは、チェックやアサートは全て無効化されています。
RELEASE
ではConsole
およびDebug Info
機能はともに可視化されていません。RELEASE
ビルドは、DEBUG
ビルドよりも2~10倍ほど速度が速くなっています。これは、全てのセーフティチェックが無効になっており、パフォーマンスの違いはゲームによって異なるためです。
DEBUGとRELEASEの切替は、Boltの設定内でどちらを選択するかで設定できます。
利用中のビルドの確認
Bolt Assets
ウィンドウの下部に、Debug v1.2.0.0
やRelease v1.2.0.0
などの表示を確認することができます。Boltの最新バージョン(この例では1.2.0.0
の部分)は、他の値となっている場合があります。