PUN Classic (v1)、PUN 2、Boltはメンテナンスモードとなっております。Unity2022についてはPUN 2でサポートいたしますが、新機能が追加されることはありません。お客様のPUNプロジェクトおよびBoltプロジェクトが停止することはなく、将来にわたってパフォーマンス性能が落ちることはありません。 今後の新しいプロジェクトについては、Photon FusionまたはQuantumへ切り替えていただくようよろしくお願いいたします。

v1.2.12での新機能

主な変更点:

変更の完全なリストについては、こちらのログを確認してください。

カスタム認証サポート

Photon Boltはカスタム認証をサポートするようになりました。これは、Photonの他の製品で利用できるものと同一のサービスです。
プレイヤーのユーザーを有効化するため、弊社のCloudサービスへの接続を開始する前に認証情報を渡すことができます。
この機能を使用するためにゲームの実装を設定するには、こちらの専用のページを参照してください。

認証プロシージャを拡張すると、固有の認証サーバーから送信された情報にもとづき、プレイヤーからUserIdNicknameDataなどの情報を取得できるようになります。
BoltMatchmaking.CurrentMetadataプロパティを確認するだけで、これらの情報を取得可能です。このプロパティにはすべてのカスタムデータが保存されます。

シングルプレイヤーでデバッグを開始する新機能

Photon Bolt SDKには、複数のプレイヤーと1台のサーバーを同時に開始できるデバッギングツールがあり、開発プロセスを速めるのに役立ちます。
ただしBoltをシングルプレイヤーモードで実行し、Boltのすべての機能を活用することも可能です。
このモードでの開発を促進するため、Bolt Scenesウィンドウに新たなボタンを追加しました。このボタンによって、希望のシーンをSingle Playerモードで開始できます。
このため、進捗を確認するために空のシーンをビルトする必要はありません。

Enable Source Provider
デバッグを開始 - Single Playerボタン

新たなストリームコールバック

Photon Bolt SDKに実装されたデータストリーミングシステムに、新たなコールバックが追加されました。このコールバックは、ピア間で発生したすべての転送を把握する必要がある場合に役立ちます。
このシステムには、以下のコールバックがあります:

  1. StreamDataStarted: StreamDataStarted: [新規]データの新たなストリームが開始された場合に呼び出されます。接続元、どのチャネルに転送されているか、転送の固有IDについての情報を受信します。
  2. StreamDataProgress: [新規]新たなデータが受信されるたびに呼び出されます。また、0から0.99の範囲で転送状況を示す進捗パラメータにもアクセスできます。
  3. StreamDataAborted: [新規]転送が中止された場合に呼び出されます。リモートピアが切断した場合、または無効な転送の場合に転送が中止されます。
  4. StreamDataReceived: 転送が完了した場合に呼び出され、転送されたデータを受信します。

データストリームシステムの詳細は、こちらの専用ページを参照してください。

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