ライセンス
ライセンスオプション
Photon Serverを使用するには、ライセンスを取得する必要があります。
ライセンスなしでPhoton Serverを起動しようとするとサーバーは自動的にシャットダウンし、以下のエラーをログします:
"Service shutting down: not licensed. Errorcode: 105"
商用ライセンス
商用プロジェクトへのご利用や、さらにCCUが必要な場合にはお問い合わせください。
ライセンスの使用
PhotonはExit Gamesが提供する「.license」ファイルを使用しています。
新しいライセンスファイルはPhoton実行ファイルの入ったフォルダにコピーされます。 利用するライセンスファイルのみがフォルダに設置されるよう、他の「.license」ファイルは削除してください。
PhotonControlとPhoton Serverはファイルを起動時に読み込みますので、新しいライセンスを取得した場合は再起動が必要です。
新しいライセンスを追加、またはライセンスを交換する手順は以下のとおりです:
- ライセンスをダウンロードします。
- Photon Serverのバイナリフォルダを開きます:
a. これは、PhotonSocketServerまたはPhotonControlを起動するPhoton Server SDKの「deploy\bin_Win64」フォルダの1つです。
b. PhotonControlがすでに開いている場合には、トレイアイコンのコンテキストメニューから「Explore Working Path」をクリックしてください。 - そのフォルダ内にダウンロードしたライセンスファイルをコピーしてください。
フォルダ内に1つのライセンスファイルのみが格納されるよう確認してください。古いライセンスファイル、または不要なライセンスファイルは削除してください。 - すでに実行中の場合にはPhotonSocketServerを再起動してください。実行中のPhotonControlアプリケーションがある場合も、同様に再起動してください。
フローティングライセンス
Photonの「フローティングライセンス」はハードウェアやIPに紐付けられていません。
どのマシンでも作動しますが、弊社のフローティングライセンスモニターへの接続が必要です。
起動時にこのHTTP呼び出しが成功しなければなりません。続いて、毎時の接続は24時間に1回成功しなければなりません。
モニターが24時間以上利用できなかった場合、Photonは終了します。
ラインセンスモニター
Photonはライセンスモニターに接続しない限り起動しませんので、弊社のライセンスモニターは可用性が非常に高くなっています。
弊社ではさまざまなクラウドサービスを使用して、24時間*7日間の可用性を実現しています。
トラブルシューティング:ライセンスモニターが利用できない
Photonがライセンスモニターに接続できない場合、起動に失敗して以下のエラーメッセージが表示されます:
"Shutdown request from PhotonHostRuntime: On startup, license monitor must be available / reachable."
ライセンスモニターには以下のURLがあり、少なくとも1つはPhotonが接続可能となる必要があります:
1. ネットワーク/DNS問題
ライセンスモニターに接続可能か確認するには、curl
のようなツールを使用できます。
curl https://licensesp.exitgames.com
curl https://licensespch.exitgames.com
どちらのリクエストも失敗する場合には、ネットワーク管理者に連絡してネットワーク設定/DNS問題を解決してください。
2. ファイアウォールの設定
PhotonSocketServer.exeにポート443(HTTPS)上で外部のライセンスモニターURI(上記参照)への接続が許可されているか確認してください。
自身のWindowsファイアウォールのほか、ご利用のホスティングプロバイダーが提供するハードウェア/ソフトウェアのファイアウォールもご確認ください。